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加硫促進剤|チアゾール系

化学名
ジベンゾチアゾールジスルフィド
Dibenzothiazole disulfide
略号(ISO)
MBTS
CAS登録番号
120-78-5
既存化学物質名簿番号
(5)265
EINECS既存物質番号
2044249
TSCA登録状況
登録済
包装単位:
20kg紙袋

ノクセラーDM-P (DM)の一般性状

外観 淡黄白色ペレット状(DMは粉状)
融点 170℃以上
灰分 0.3%以下
加熱減量 0.3%以下
ふるい残分 0.0%以下(150μm) 0.5%以下(75μm) (ふるい残分はDM-Pについては除く)
比重 1.50

ノクセラーDM-P (DM)の特徴・用法

NR・IR・BR・SBR・NBR・EPDM用。
現在、利用度の多い酸性加硫促進剤である。 M-Pに比べてスコーチしにくい点が違う。
用法としては、単独使用又はM-Pに準じて塩基性加硫促進剤と併用したり、またチウラム系加硫促進剤との併用がよい。
ときには、M-Pのスコーチ性を緩和するためにその一部をこれで置換することもある。
ほとんどあらゆる製品に使用できる。特に、型加硫製品、密着を必要とする製品、押出製品に好適である。
ただし、このもの自体には苦味はないが、加硫後にゴムに苦味を付与するため飲食物と接触する製品とか口腔に触れる製品には不適当である。

CRではリターダーとなる。